オトメガミ2 制作後記 part2

 

前半はこちら

オトメガミ2 制作後記 part1 - AaaaAaaAaの日記

 

 

 

10~13(BPM160地帯)

Knight Rideで盛り上がったあとで一旦落ち着きます。

この辺りはミドルテンポな曲を気持ち多めに採用しています。

 

10.funkascape

 

funkascapeの冒頭部分でBPM200から160まで落としています。

1小節ごとに5下がります。200→195→190→185→180→175→170→165→160。

200→160へとだんだん下げていってもよかったのですが、FL Studioの仕様上このように下げた方がアレンジをやりやすかったためこうなっています。

 

また、funkascape中に左で鳴らしている刻むシンセはアンインストールでも鳴らしているのですが、アンインストールのはじめのコード、Cmの構成音になっているので違和感なくならせます。

 

11.アンインストール(元メドレー sm31414204)

 

アレンジは元合作のメドレーを参考にしています。

 

メドレー全体でやっていますが小節の切り替わりに効果的にFXを置くと各段にクオリティがあがります。

アンインストールでいうと9小節目あたりのノイズとかですね。

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他にもリバースシンバル等FXを良く使います。

やりすぎるとワンパになってくどくなりますが上手く使えばよりよいメドレーになりますのでFX、効果音を使ってみてください。

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12.DIAVOLO 

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耳コピに苦戦しましたが楽しくアレンジ出来ました。

多分ピアノが大分怪しい。

 

アンインストールから切り替わるときにインパクトが出るようにこういうのを小節頭に置いています。

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ガバキックですがこれもプリセットをちょっといじって使ってます。

全然自分で音作りしてなくてやばい。

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13.かくれんぼ 

 

原曲はBPM128ですが、元のMADは158までBPMが上がってます。

元のMADの速さを生かしたかったためBPM160地帯に入れました。

原曲のコードがよくわからなかったためコードは適当にやりました。

 

アレンジのイメージですがポップンワラベステップをイメージしています。

ワブルベースは入れませんでしたがゴリゴリのドラムに笛の音でメロディを鳴らしています。

 

サビの終わりの左右に振ってるドラムフィルはフリーのものを使ってます。

 

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また、サビの終わりで150→138と段階的にBPMを落として次の曲で125までいきます。

 

 

14~15(BPM125地帯)

本来は125まで下げるつもりはなかったのですが後述の理由でここまで下げています。

この辺りでメドレーの折り返し地点ということで特に盛り上がるような曲を選んでいます。

 

14.食っちゃうぞ! 

 

どこで切っても繋ぎがうまくいかなかったのでループすべて使うことになりました。

 

原曲のような少しレトロなアレンジにしたかったためマリオシリーズの音源のライブラリではないのですがSRS123 Libraryという音源をメインで使っています。

 

前半のドラムはまんまこれ。切り貼りもしてない。

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15.anima 

原曲が難しすぎて耳コピがほぼできませんでした…。

 

 

スケール外の音が多すぎて調すらわからないのですがどうしてもメドレーに入れたくて誰か耳コピをしてくれないかと呟いてたところ、8:51:22 pmさんが完璧に耳コピしてくれました!うそだろ…。
今回採用したところはDメジャーということまで特定してもらい感謝しかありません。本当にありがとうございました。すごすぎる。

 

というわけで神精度の耳コピしてもらったのでなるべく原曲に寄せたアレンジをしようと思いBPMを原曲と同じ125にしました。

 

animaの最後は原曲通りのところで無音ぶつ切り。ここでE♭/Cm→C/Amへ半ば強引に戻ります。

本来無音になって繋ぐのはあまり好きではありませんがこのように原曲の通りに無音になる場合はありだと思ってます。

 

 

16~20(BPM200地帯後半-1)

ここからはBPMは変わらず200で最後まで突っ切ります。

また、なるべくBPMが高い曲を選んでいます。

 

16.He Has No Mittens 

 

ここでガラリと雰囲気を変えたかったのでかなりマイナーですが原曲のBPMは210あるこの曲をチョイス。

チップチューン感らしさを出しつつストリングスを入れてボス感(?)を出してます。

 

ベースは左右に広げています。なんか左右でちょっとずらすエフェクトをかけるといい感じになります(ふわふわ)。

 

17.Leningrad vodka rush 

 

前の曲と同じチップチューンです。同じような音のアレンジですがパーカッションを入れたりブラスを入れたりで変化をつけています。

また、原曲では別々の個所のフレーズを同時に鳴らしています。メドレーは自由なのでこういうのもありです。

 

18.INAZMA 

 

チップチューンな雰囲気から一気にシンセサウンドに変わります。

 

曲の入りからスッパーンって音を入れてます。こういう音は結構大事です。

 

さらにリリースをカットしたピアノを裏でかき鳴らしてます。

リスカピアノは使うと一瞬でおしゃれな感じになるのでおすすめです。もちろん乱用はくどくなるので禁物。

 

 

次の曲との繋ぎがかなり難航しましてあのような間奏を繋ぎ合わせる感じになりました。サビのメロディが中途半端に次の小節の頭に出てしまうのですがそのまま繋ぐと次の曲と不自然なぶつかりが出来てこれがいや。

 

クラッチの音が入ってますがこれもサンプリング。

上のスッパーンっという音もこれに入ってるやつを使ってます。

booth.pm 

 

19.生きてるだけで丸三角四角

INAZMAから間奏同士で繋いでますが、スクラッチの音で強引に繋ぎました。

 

スネアの音を生音にしたりメロディの音をストリングスにしたりと前の曲と少しだけ使用する音源を変えることでマンネリを防いでいます。

 

20.HE-databusters

最初はLeningrad vodka rushの後ろに繋いでいたのですが、インスト曲が連続するのはいやだなと思い構成をし直したりしています。

 

原曲のリードに似せてちょっとチープめの音をにしています。

 

また、Leningrad vodka rushと同じように本来別の個所でなるフレーズを重ねています。

 

21~25(BPM200地帯-2)

そろそろ終盤に差し掛かってくる頃で選曲も盛り上がるような選曲にしているつもりです。

BPM200はまだまだ続きます。

 

21.蛹

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あさき曲ということでギターやバイオリンの音をメインで使っています。

サビの後半からスネアを裏打ちにして疾走感をあげています。

 

ギターはXpand!2のものを使っています。

本当はもっといい音源を買っておくべきなのですが、買い渋っているうちに円安になったせいで更に手が出せなくなっています…。

あとギターは打ち込みがめんどくさい。

 

22.祭りだヘイカモン 

今回どうしても入れたかった曲の一つ。

 

祭り感を出すためエアホーンの音を入れています。

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細かいところですが、裏のメロディを左右にPANを振っていたり、サビ後半の裏打ちでドン!ドン!ってくるとことかではこのようにスネア等を少しだけグリッドからずらしたりしています。

特にグリッドから少しずらすやつは各楽器の音が少し聞こえやすくなったりするので心がけてみましょう。

このメドレーでも全体的にやっています。

 

23.平安のエイリアン

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ここ数曲ほど全力アレンジだったため前半でちょっと休憩。

サビ後半でシンセサウンドにしてメリハリをつけています。

シンバルをメロディと一緒に刻んだり、メロディのキメの部分でベースもメロディを鳴らしたりしてただの4つ打ちにならないように意識しています。

 

サビ前にこういう特徴的なフィルを入れたり。

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24.NEET GENERATION

絶対に終盤に使うぞと決めていた曲。

ストリングスを入れると絶対エモくなるので主にコードの構成音を鳴らしてます。

 

サビの後半からは後ろにうそうそ時のメロディを重ねています。

NEET GENERATIONのラスサビは途中からメロディが長い音中心になってこれまでのサビが裏で歌うんですが、元MADではこれまでのサビのメロディで音は取られていないみたいなので構成的に8小節しか使えなかったうそうそ時のメロディを入れています。

 

25.うそうそ時

次の摩天楼に向かうために一度シリアスな雰囲気でサビの後いい感じに落ち着く曲として白羽の矢が立ちました。

ラスサビは8小節のみかつ原曲よりBPMがかなり上がっていて曲の使用時間が他の曲と比べて短くなるため前述の通りNEET GENERATIONと重ねています。

 

原曲と同じ「押し殺す」のところでメロディのみにして一気に落とします。

 

コードの耳コピはだいぶ怪しいです。

 

 

26~30(BPM200地帯-3 終盤)

ここが一番盛り上がるイメージです。

摩天楼合作からmisteriosoは個人的にブチアゲです。最高。

 

26.アスノヨゾラ哨戒班(元メドレー sm27429088)

ニコニコ動画摩天楼のアスノヨゾラ哨戒班ですね。アレンジも元メドレーを参考にしています。今回のメドレーの終盤に必ず入れようと思っていました。

 

凄いアレンジを拘った割にはあんまり書くことがありません…真似しただけなので…。

 

 

27.オーバーライド

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アスノヨゾラ哨戒班は小室進行かつ最近の音MAD曲に繋ぎたいなと思っていたのでしっかり条件を満たすオーバーライドを採用しました。

というか摩天楼合作のアスノヨゾラ哨戒班のサビは思いっきり参加者紹介となっているので動画で映すのもアレかな~と思ったからです。

 

裏でアスノヨゾラ哨戒班のフレーズを入れたり摩天楼の風味を残しています。

 

ここからメドレーの大サビみたいなものなので終盤感が出たらいいなと思ってアレンジしています。

 

28.プリキュア大活躍 !

元の音MADが好きすぎてど~~~しても入れたかった曲。

サビも本当は2倍の長さにしたかったのですが流石に他の曲の尺も考えて自重しました。サビの盛り上がりが最高すぎる。

 

ピアノを思いっきりかき鳴らしてエンディング感を出し始めています。

 

ここからカノン進行が3曲。やっぱり終盤はカノンだね。

 

 

 

29.カノンロック

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ぼっち・ざ・カノンロック!を踏襲してサビの頭をメロディのみにしています。

 

合作で使われるときにプリキュア大活躍 !からカノンロックはこれまでの素材の振り返り等いっぱい素材が使われたらいいなと思ってこの構成にしています。

 

 

ベルの音でカノンコードのルートを鳴らすのがベタですが本当に好きです。

がっつりカノン感(?)が出ていいですよね。

 

また、カノンのメロディの終わりですぐに次の曲に入らずインターバルを入れています。今回のメドレーではここでしかこのようなためを作ってないので大きなインパクトが出ると思います。

 

30.misterioso(元メドレー sm24901403)

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というわけで満を持してmisteriosoです。

 

アレンジはニコニコメドレーEXUSMexeHYPER MIX(β)を意識しています。

シンセバリバリアレンジでエンディングです。

 

ちなみにアスノヨゾラ哨戒班から使ってるシンセパッドはこれです。

 

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フィルタのオートメーションさせるとこのようによくある感じになります。

これを出来るようになるだけでクオリティも格段に上がると思いますのでやってみましょう。

 

ニコニコメドレーEXUSMexeHYPER MIX(β)は最後はメロディが無くなるのですがここが寂しかったので盆回りを入れました。フレーズはちょっと改変しています。

摩天楼合作みたいにクレジットの裏で人類滅亡してたらいいなと思います。

 

 

 

 

終わり